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レストアショップ友好
0595-43-2010

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車が水没・冠水したらどうする?絶対にやってはいけないこと・保険・その後の判断を車屋が解説

近年、各地で記録的な豪雨による車の水没被害が相次いでいます。三重県伊賀市も他人事ではありません。アンダーパスや河川沿いの道、田んぼに囲まれた低い道路——冠水のリスクは身近にあります。

車屋として34年、水害後の車を何台も見てきた立場から、**「水没したらまず何をするか」「何を絶対にしてはいけないか」**をまとめます。台風シーズンの前に、ぜひ一度読んでおいてください。

絶対にやってはいけないこと:エンジンをかける

水が引いた後、「動くか確かめよう」とエンジンをかけるのは絶対にやめてください

エンジン内部に水が入った状態で始動すると、ウォーターハンマーという現象でエンジン内部が物理的に壊れます。水没しただけなら直せたかもしれない車が、始動した瞬間に修理不能になることがあります。

やるべきことはこの順番です。

  1. エンジンをかけない・キーを回さない(スマートキーは車に近づけない)
  2. 可能で安全なら、バッテリーのマイナス端子を外す(電気系のショート・車両火災の防止)
  3. ロードサービスや修理工場に連絡して、移動はプロに任せる

ハイブリッド車・EVはむやみに触らない

ハイブリッド車や電気自動車は高電圧のバッテリーを積んでいます。冠水したHV・EVにはむやみに触らず、まず販売店か修理工場に連絡してください。むき出しの配線や損傷部分に触れると感電の恐れがあります。メーカーや国の機関も、水没したHV・EVには近づかず専門家に任せるよう呼びかけています。

車両保険は使える?——「水災」は多くの場合対象です

意外と知られていませんが、台風・豪雨・洪水による水没は、車両保険の補償対象になっているケースが多いです(エコノミー型でも対象になっている契約が一般的です)。

  • 洪水・冠水・台風・高潮 → 多くの契約で対象
  • 地震・津波・噴火 → 特約がなければ対象外

また、水災で車両保険を使った場合の等級ダウンは、一般に1等級ダウン(いわゆる「1等級ダウン事故」扱い)で、通常の事故の3等級ダウンより影響が小さくなっています。

ただし補償内容は契約によって異なります。まずは保険証券を確認し、保険会社に連絡を。当店でも「保険が使えるかどうかの確認」からお手伝いできます。証券をお持ちいただければ、一緒に読み解きます。

修理できる?廃車になる?——判断の目安

水没車の修理可否は「どこまで水に浸かったか」でおおよそ決まります。

  • 床下まで:洗浄・点検で復活できる可能性あり
  • フロア(床の上)まで:電装系・配線・シートに被害。修理費が高額になりがち
  • シート・ダッシュボードまで:多くの場合、修理費が車の価値を超え**全損(廃車)**判断に

今の車は電子部品のかたまりです。見た目が乾いても、配線やコンピュータに入った水分は後からじわじわ故障を起こします。「一度は直ったが半年後に次々壊れる」がよくあるパターンで、フロア以上に浸かった車は無理に直さないのが、長い目で見て正解になることが多いです。

全損になった場合の保険金の受け取り、廃車手続き、次の車探しまで、当店で一括してお手伝いできます。

水没歴のある中古車に注意

大きな水害の後は、水没歴のある車が中古車市場に流れます。水没歴は「修復歴」の表示義務と扱いが異なる場合があり、見た目だけでは分かりにくいのが実情です。

チェックポイントの例:

  • シートベルトを最後まで引き出して、泥の跡や変色がないか
  • シート下のスプリングや金具にサビがないか
  • 車内が妙に芳香剤臭くないか(カビ臭を隠している場合)
  • トランクのスペアタイヤ収納部に泥・サビがないか

とはいえ、素人判断には限界があります。当店の中古車はプロが現車を確認して仕入れていますし、「この車、大丈夫?」という購入前のご相談も受けています。中古車選びに不安がある方は、条件登録型の車さがしもご利用ください。

台風シーズン前にやっておくこと

  1. 保険証券で「車両保険の有無」と「水災の補償範囲」を確認(5分でできます。読み方が分からなければ当店にお持ちください)
  2. 大雨の日はアンダーパス・川沿いの道を避けるルートを決めておく
  3. 冠水した道路は深さが分からなければ進入しない(見た目より深く、マフラーやエンジンに水を吸います)

まとめ

  • 水没したらエンジンをかけない。これだけで結果が大きく変わります
  • HV・EVは触らずプロに連絡
  • 水災は車両保険の対象になることが多い。まず証券確認
  • フロア以上に浸かったら全損判断が現実的
  • 水害後の中古車市場には水没歴車が混ざる。プロの目を通すこと

水害はいつ来るか分かりません。「うちの保険、水災出るのかな?」——その確認だけでもお気軽にご相談ください。

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