飛び石でフロントガラスにヒビ — 修理と交換の判断基準
名阪国道を走行中、前方の車が跳ね上げた小石がフロントガラスに——。
「パチッ」という音とともにヒビが入ったとき、多くのドライバーがまず考えるのは「修理で済むのか、交換しなければいけないのか」ということでしょう。
この記事では、30年間・30,000台以上のガラス施工を行ってきた経験をもとに、修理と交換の判断基準を分かりやすくお伝えします。
修理(リペア)で済むケース
一般的に、以下の条件をすべて満たす場合はリペアで対応できる可能性が高いです。
- ヒビの大きさが500円玉程度以下
- ガラスの端から10cm以上離れている
- 運転席の真正面ではない(視界の中心を避けている)
- ヒビが入ってから時間が経っていない(水分やゴミが入る前)
リペアの場合、作業時間は30分〜1時間程度。特殊な樹脂をヒビに注入して硬化させることで、ヒビの進行を止め、強度を回復させます。
交換が必要なケース
以下のいずれかに該当する場合は、ガラスの全面交換をおすすめします。
- ヒビが500円玉より大きい、または複数方向に枝分かれしている
- ガラスの端までヒビが到達している
- 運転席の視界中心にヒビがある
- ヒビが入ってから時間が経過し、内部に水分やゴミが侵入している
- 以前にリペア歴があり、同じ箇所に再度ヒビが入った
交換の場合、作業時間は半日〜1日程度。国産車であれば在庫で対応できることも多く、輸入車でも取り寄せ対応が可能です。
放置すると何が起きるか
「小さいヒビだから大丈夫」と放置すると、以下のリスクがあります。
- 走行中の振動でヒビが拡大する(特に温度差が大きい季節は要注意)
- 車検に通らなくなる(運転席の視界にかかるヒビはNG)
- ガラスの強度が低下し、万が一の事故時に安全性が損なわれる
修理で済んだはずのヒビが、放置したことで交換になるケースは少なくありません。
費用感の目安
具体的な費用は車種やガラスの種類によって異なりますが、一般的な目安としては以下の通りです。
- リペア: 交換に比べて大幅に費用を抑えられます
- 交換: 車種・ガラスの種類(純正品・社外品)により幅がありますが、リペアの数倍程度
正確なお見積もりは、お電話いただければお車の状態をお聞きしてお伝えします。
車両保険が使えるケースも
飛び石によるフロントガラスの損傷は、車両保険の対象になることが多いです。保険を使えば自己負担ゼロで修理・交換できるケースもあります。
「保険を使うと等級が下がるのでは?」と心配される方もいますが、飛び石被害は1等級ダウン事故として扱われることが一般的で、通常の事故(3等級ダウン)より影響は小さくなっています。
保険会社への連絡方法や手続きについても、お気軽にご相談ください。
まずはお電話ください
ヒビの状態に迷ったら、まずはお電話ください。状況をお聞きし、修理が可能か、交換が必要かを判断してご案内します。お見積もりは無料です。
飛び石被害は早めの対応が肝心です。「ヒビが小さいうちに修理する」ことが、費用を抑え、安全を守る最善の方法です。
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